薬と白衣を着た男性

皆さんは今の職場環境や待遇に満足していますか?

満足とは言えないけど転職しても思い通りの会社が見つかるかわからないから転職といってもねぇ

既にご退職されて仕事を探している方は思うように職探しができていますか?

評価してもらおうと思っても履歴書に書けるものがあまりないから面接すらしてもらえない

職探しや転職は大変ですよね。

では企業に選んでもらえる自分になるにはどうしたらいいでしょうか?

それは採用担当にインパクトを与えるものがあればいいのです。

資格はその意味で大きな力になってくれるはずです。

でも勉強するのは大変だし今さらそんな努力してもホントに転職に有利に働くものなのかわからないし。

どんな人が取るどんな資格なら対外的に評価に得られるのかをケースごとに確認します

今回は定番の登録販売者です。

最後まで読んでみてもし3か月なら頑張れる!そう思えるなら是非トライしてみてください。

登録販売者で

・どんな職場があるか

・就職で役に立つケースと役に立たないケース
・転職で役に立つケースと役に立たないケース
・現職で役に立つケースと役に立たないケース
・勉強にかける時間
・勉強方法
・合格の可能性
・勉強にかかる費用

などを細かくご紹介します。

せっかく勉強してもスキルアップが対外的に評価されなければ意味がありません

どういう方が役に立つ資格になるかが重要ですよね。

登録販売者のスキルを活かす仕事

登録販売者とは薬事法で定められた医薬品販売の専門職で一般医薬品のうち第二類医薬品と第三類医薬品を販売することができる資格です。

具体的にどんな仕事があるかというと

登録販売者の仕事

  • ドラッグストア
  • 医薬品を置いているコンビニ
  • スーパーなどの医薬品売り場

などがあります。

ドラッグストア

店舗スタッフをしながら医薬品の販売もできるという方が実態に即した仕事内容になります。

ドラッグストアに正社員として入社しようとする場合、登録販売者は必須項目となります。

医薬品を置いているコンビニ

コンビニの場合も基本的には店舗スタッフとして従事する傍ら、医薬品の販売もできるという仕事内容です。

スーパーなどの医薬品売り場

スーパー・家電量販店などの一角に設けられた医薬品コーナーで働く場合、医薬品コーナーのみの管理になるため、他の場合と異なり医薬品販売だけに従事することになります。

実務経験のない就職・転職

ドラッグストア・コンビニでは店舗スタッフが恒常的に不足している傾向にあります。

実務経験がなくてもそもそも店舗スタッフがほしいため就職先は比較的簡単に見つかります。

社員登用については年齢等の問題がありますが同程度の勉強期間で合格が可能な資格の中では、就職や転職がしやすい資格と言えます

実務経験のある転職

コンビニに対するアンケート調査で医薬品はおいてほしい商品に必ず上がります。

コンビニ業界はそのビジネスチャンスを狙っています。

しかし、1つの店舗で24時間営業の場合、最低でも3人の登録販売者が必要となることから人材確保が難しく業界として医薬品販売が普及していないのが現状です。

コンビニ各社ではこれを推進する方向性を強めているため、実務経験者の待遇に格差をつけるなどの引き抜き合戦が行われる様相です。

そのため実務経験者の転職は非常に有利です

実務従事中のスキルアップ

ドラッグストア・コンビニともに登録販売者はいつでもほしい人材です。

現在従事中の仕事がそのような店舗である場合、資格取得によって待遇が変わることが期待できます。

ただし、現在医薬品を扱っていない店舗で働いている場合、スキルを活かした販売ができないため評価されない可能性もあります。

コンビニのフランチャイズオーナーが資格取得

オーナー自らが登録販売者に合格することができれば医薬品を店舗で売ることができるため大変価値ある資格となります

ただし、有資格者が店舗にいない日や時間は医薬品を販売できないため、常時医薬品を販売するためには複数人の登録販売者を雇用する必要があります。

現在のあなたの状況

  • あなたが学生でどんな仕事をするか迷っている時であれば、他の資格と比較することをお勧めします。その上で医薬品を販売するドラッグストアなどで働きたいと考えるなら登録販売者は必須です。
  • あなたが比較的年齢が若く、登録販売者に興味をお持ちならすぐにでも合格に向けた勉強をするべきです。業界として人手不足であるため実務経験の有無にかかわらず評価を得られます。
  • あなたがある程度年を重ね、これから登録販売者を目指す場合、業界としての人材不足から就職が有利になります。

資格による待遇

先の通り登録販売者の業務は医薬品の販売ですがたいていの場合、医薬品以外の物品も販売しているため実質的な業務は小売業の店舗スタッフになります。

正社員の場合

20万円~25万円

資格手当5,000円

年収にして300万円~430万円が相場のようです。

アルバイトの場合

時給は1,100円~2,000円

資格のない店舗スタッフに比べると100円~200円の時給の差です。

なお、高時給は深夜帯での時給が大半です。

待遇面について会社の口コミを確認してみたい方はこちらでご覧ください。

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登録販売者を取得するメリット

業界として昇給が少ない傾向にあるため、資格を取るメリットがないと感じる方がいるかもしれません。

そこであらためて登録販売者のメリットを考えると業界の人手不足であるため老若男女を問わず有資格者の就職・転職の選択肢が多いということです。

また、業界参入を目指すコンビニが更に登録販売者の需要を引き上げ、今後待遇面での改善が自然的に起こる可能性があります。

待遇を改善するための方法

基本的に大きな昇給を望みにくい業界となるため給与は頭打ちに陥りやすいです。

しかし、上述の通り需要が多く、至る所で募集があるのが現状です。

昇給に多くを求められないならば転職で給与を増やしていく方法が考えられます

店舗責任者として従事できるような経験を積み、よりよい環境を目指します。

また、リスクを伴いますが店舗経営という独立開業の道も選択肢としてあります。

登録販売者の勉強方法

顕微鏡を覗く女性の絵

mohamed HassanによるPixabayからの画像

勉強方法には独学、通信教育、通学の3通りがありますがざっくりと違いを言うと

  • 独学:時間がかかっても費用を抑えたい
  • 通信教育:時間をお金で買う、スケジュールは自分流
  • 通学:時間をお金で買う、自己管理も委ねる

このような差になります。

個人的には金銭的なこと、自由度、かかる時間を考えると独学をお薦めします

勉強にかかる時間

個人差はありますが概ね100時間~250時間といわれています。

3か月で合格するとなると90日計算で1日におよそ1~2.5時間です。

理論上は1か月でも毎日5時間~8時間勉強すれば合格が可能です。

試験の概要

試験は都道府県ごとに異なります。

都道府県ごとに別の時期に別の試験問題となっておりますが、複数の県で同日程、同試験問題にしているところもあります。

また、合格率の高い都道府県と低い都道府県があるため、合格率の高い都道府県で受験するということも可能です

お住いの都道府県の福祉保健局で確認が必要となります。

尚、どの都道府県で受験し合格しても資格としては全国共通の資格です。

登録販売者試験2018年都道府県別試験日・合格率

都道府県 試験日程 合格率
福井県 2018年8月19日 43.5%
滋賀県
京都府
兵庫県
和歌山県
都道府県 試験日程 合格率
北海道 2018年8月29日 52.9%
青森県
岩手県
秋田県
宮城県
山形県
福島県
都道府県 試験日程 合格率
富山県 2018年9月5日 41.6%
石川県
岐阜県
静岡県
愛知県
三重県
都道府県 試験日程 合格率
茨城県 2018年9月5日 36.6%
栃木県
群馬県
新潟県
山梨県
長野県
都道府県 試験日程 合格率
埼玉県 2018年9月9日 35.7%
千葉県
東京都
神奈川県
都道府県 試験日程 合格率
大阪府 2018年9月13日 48.4%
都道府県 試験日程 合格率
徳島県 2018年10月24日 35.8%
香川県
愛媛県
高知県
都道府県 試験日程 合格率
鳥取県 2018年11月15日 30.7%
島根県
岡山県
広島県
山口県
都道府県 試験日程 合格率
奈良県 2018年11月18日 41.6%
都道府県 試験日程 合格率
福岡県 2018年12月9日 51%
佐賀県
鹿児島県
沖縄県
大分県
宮崎県
長崎県
熊本県

合格基準

登録販売者の試験範囲は以下通りです。

試験範囲

・医薬品に共通する特性と基本的な知識 20問

・人体の働きと医薬品 20問

・薬事に関する法規と制度 20問

・主な医薬品とその作用 40問

・医薬品の適正使用と安全対策 20問

合計出題数120問/試験時間240分で実施されています。

合格基準は全体の70%を目安としています。

但し、何れかの項目で35%~40%以下の点数だった場合、全体で70%以上の点数であっても不合格となります。なお、35%~40%の足切ラインは都道府県によって異なります。

合格率については2018年度の全国数値で41.3%と高い合格率となっています。

教育レベルの差

登録販売者は基本的に暗記が中心となる試験のため、学校毎の教育レベルの差は大きくありません。

やる気を継続できるのであればどこで学んでも十分合格が可能です。

独学での勉強

独学のメリット

  • すべてが自由に計画できます。
  • 費用が一番安く済む方法です。
  • ユーチューブで無料の講義があります。

独学のデメリット

  • 自己管理が必要なのでモチベーションの維持が大変です。

独学で必要な教材

  • 登録販売者の試験範囲の項目を覚える(理解)するための本
  • 問題集

お薦め教材

登録販売者試験対策合格講座【1章-1】 - YouTube

無料講義と合わせてテキストが必要です。税込3,456円

通信教育での勉強

通信教育のメリット

  • 自由な時間で勉強をできます。
  • カリキュラムがあるので勉強の理解に時間がかかりません

通信教育のデメリット

  • 自己管理が必要なためモチベーションの維持が大変です。
  • 独学に比べ費用が高くなります。

通信教育で必要な教材

  •  すべて講座に含まれています。

お薦めの通信講座です。税込49,000円

通学での勉強

通学のメリット

  • カリキュラムがあるので勉強の理解に時間がかかりません。
  • 決められたサイクルで通学するため自己管理しなくても続けやすいです。

通学のデメリット

  • 決められたスケジュールで通学するため時間の制約を受けます。
  • 独学に比べ費用が高くなります。

通学で必要な教材

  • すべて講座に含まれています。

お薦めの通学講座

  • 三幸医療カレッジ 64,800円

教育訓練給付金制度で二割戻る

通信教育・通学の場合で雇用保険加入期間が1年以上(既に他の資格で制度利用している場合は3年以上)に該当する場合、学費の20%を国が負担してくれます。

詳しくはこちらから

教育訓練給付制度 |厚生労働省

結果のでる勉強方法

勉強には

  • 授業を聞いたり、テキストを読んだりするインプット作業
  • 理解した内容を書きだすアウトプット作業があります。

登録販売者の試験はとにかく暗記です。

人の記憶(脳)は一時的にインプットされる保管庫と記憶に残る保管庫が違います。

一時的に覚えたものを復唱していくことで残る記憶になっていきます。

短時間で合格を目指すならひたすら反復して暗記した記憶を脳に残す作業がゴールへの近道です。

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