日頃、私たちが口にするワカメや昆布などの海藻類は日本人に欠かせない食材です。

海藻類には多くのミネラルが含まれており重宝される食材です。

よく食べる海藻として頭に浮かぶのはワカメ、昆布、もずく、海苔、ひじきなどどれも栄養がたくさんあって体にいい食材というイメージですね。

しかしこのミネラル豊富な食材を摂取しすぎると甲状腺ホルモンの異常を引き起す可能性があることをみなさんはご存知ですか?

魚が回遊する中で青白くうつむく女性

ヨウ素の過剰摂取には注意

生活習慣にもよりますがヨウ素は人の必要量に対して摂取できる量が多いミネラルです

しかし、 過剰に摂取してしまうと甲状腺の異常を引き起こす原因になるため注意が必要です

甲状腺の病気にはバセドウ病やプランマー病、破壊性甲状腺炎、慢性甲状腺炎などがあります

特に妊娠時にヨウ素の過剰摂取してしまうことで胎児が甲状腺低下症を引き起す可能性があるため注意が必要です

ヨウ素は何から摂取しているのか?

ヨウ素は5大栄養素の一つであるミネラルの中の一つですがミネラルを人体で作り出すことができないため食事から摂取しなければなりません

このヨウ素を多く含む食材に昆布があります。

わかめや海苔、ひじき、もずくなどにも含まれていますが含有量は昆布が圧倒的です

しかし人が必要とするヨウ素は少量であり推奨量は1日に130ug、上限量は3000ugと定められています

では昆布だしの味噌汁を作るとどのくらいのヨウ素が含まれているかというと1杯の味噌汁に5000ug以上です

ヨウ素の上限量など普段の生活の中で簡単に超えてしまうほど昆布から摂取できてしまうことになります

甲状腺ホルモンの異常が引き起こす病気

甲状腺はホルモンを作る内分泌器官の一つで摂取したヨウ素を材料として甲状腺ホルモンを作ります。

作られた甲状腺ホルモンはエネルギー代謝や成長を促進する役割をもっています。

通常この甲状腺ホルモンは下垂体がコントロールすることで一定の分泌量になるよう調節されますがこの分泌量が一定に保てなった時に様々な疾患となってあらわれます。

甲状腺ホルモンが増加したときの疾患

  • バセドウ病:自己抗体が作られてしまうことで甲状腺を刺激してしまい過剰に甲状腺ホルモンが分泌されてしまいます
  • プランマー病:甲状腺にできた腫瘍により甲状腺ホルモンを過剰に分泌してしまいます
  • 破壊性甲状腺炎:甲状腺内の炎症で甲状腺に蓄積されていたホルモンが血中に漏出してしまい甲状腺中毒症(甲状腺ホルモン作用が過剰に分泌されている状態)になってしまいます

何れも症状は似ており動機・息切れ・多汗・疲れやすい・微熱が続く・手足が震える・甲状腺が腫れるなどがある

甲状腺ホルモンが減少したときの疾患

  • 慢性甲状腺炎(橋本病):甲状腺に慢性的な炎症が起きている病気で自己免疫異常が原因で甲状腺ホルモンの分泌が足りなくなる甲状腺機能低下症です

あとがき

当たり前のよう食べている昆布が食べ過ぎると体に異常をきたす可能性があることなど知らない方も多いと思います。

ですが昆布のメーカーのホームページを検索していくつか見ると必ず過剰摂取に関する注意がされています

日本人の食文化に欠かせない昆布、きちんと適量でおいしくいただくいただきましょう

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事